和貴子(WAKIKO)さん卒業生の声

オイルトリートメントと
フェルデンクライスを融合し、
真に健やかで美しい生活を
提供していきたい。
和貴子(WAKIKO)さん FPTP Tokyo2 卒業

和貴子さんは、アクティヴでスマートで思いやりのある素敵な女性。かつて企業の管理部門の仕事をバリバリこなされる中、残業づけの同僚たちの姿を見て「思考と行動」の関係に興味を持ち、会社勤めを辞めてセラピストになられました。そんな中、友人の勧めでフェルデンクライスを知った彼女は、このメソッドが自分の思いにピッタリであると感じ、プラクティショナーになる決心をされたといいます。現在は、フェルデンクライスメソッドとアロマオイルトリートメントのサロン「セラピールーム.jp」を主宰、人生の質を高めるツールとしてレッスンを実践されています。(このインタビューは、和貴子さんがFPTP Tokyo2の在籍時にお話を伺ったものです)

和貴子
和貴子さん
WAKIKO
FPTP Tokyo2卒業。
フェルデンクライス・プラクティショナー、
CIBTAC International Therapist
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Therapy Room
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Therapy Room

心と体のつながりを模索

かさみ康子

では、まず、フェルデンクライスをやり始めたきっかけと、トレーニングに入ったいきさつについてお話しいただけますか?

和貴子

仕事としてオイルトリートメントをやっている中で、心と体のつながりの大切さをいつも実感していました。同時に「動き」というものが大事だなとも思っていました。どうしたら本当の意味で変わることができるのかと悩み、いつも何かを探していました。そして、ソマティックエデュケーションやボディワークについて知ったのです。ですから、自分のクライアントを良くしたいという気持ちと、自分の仕事を確立したいという2つの願望があったんです。

実際には、自分のサロンについて作ったホームページを見た友人から、フェルデンクライスをやるようにと薦められたのがきっかけになりました。方向性で悩んでいたので、やってみようと思いました。

明快で穏やかなタッチに感動!

和貴子

そして見つけたフェルデンクライス・ジャパンのウェブサイトに「確かな自分」と書かれていたのを見て、自分が探しているものはこれだと思い、すぐに連絡してFIレッスンを受けに行きました。初回のレッスンの体験は素晴らしく、自分が探していたことの、すべてがここにあると思いました。先生もステキな方だったし(笑)、やっていることがクリアで、カッコ良かったです!

それと、何よりタッチが明快だと思いました。私はオイルトリートメントをやっているのでタッチにはこだわりを持っているのですが、先生のタッチがとっても良かったんです。こんなに穏やかなタッチで変わっていけるなんて! このアプローチは自分に合っている!と思い、すぐにトレーニングに参加することを決めました。

かさみ

そうでしたね。最初にレッスンにいらした時の反応から、この方はトレーニングに来るなあと思いました。感動でしたよね!(笑)

和貴子

教えてくれたあの友達に感謝しています。

素晴らしく充実した学びの時間

かさみ

実際にトレーニングを始めて、どうでしたか?

和貴子

私は途中から入ったので、最初のセグメントはかなり緊張しました。でも、すぐに慣れました。すごく居心地がいいと思います。ルールはあるのだけれど、許容性があって、可能性を拓く雰囲気があります。干渉しないし、余計なことを言わない仲間も好きだし、自分に合っていると思います。

かさみ

内容についてはどうですか?

和貴子

本当に素晴らしいです。充実して、クリエイティブで、ワクワクして楽しいです。やり始めて、セラピストとしての知識はときに邪魔になるということも分かりました。頭より体が先に実感しているのが納得できたんです。

それと、まだ皆一年しか勉強していないのに、そのタッチは、自分を感じることと人を感じることが一体になっていて素晴らしいと思いました。教育内容にも興味が膨らんだし、その思考に早く追いつきたいと思いました。

自分で自分を調整できる人を増やしたい

かさみ

それで、卒業後の計画についてお聞きしたいんですが、もう教えているんですよね? 将来はどういうふうにやっていきたいですか? 夢とかいっぱいあると思うのですが。

和貴子

今は、ATMを教えているわけですが、府中で月1回、渋谷が月2回です。あとは、青梅の自分の小さなサロンでも週に1〜2回は教えています。スチューデントティーチャーになってすぐに始めました。

かさみ

色々な経験もできますよね。

和貴子

続けている方のなかには、自分で自分を調整できるようになった方も何人かいます。心も体もです。そういうふうになるのが理想だと思うんです。2週間に一度来ていた人が1ヶ月に一度で良くなって、あとは先生のCDを使って自分のペースで家でATMをやっている、体が多少辛くなっても、何か嫌なことがあっても、それで自分を調整できるというのが……。商売にはならないかもしれないけど、そういう人をどんどん増やしていけばいいんじゃないかと思うんです。

今がある!と実感できるのも、フェルデンクライスのおかげ

かさみ

宣伝もしてくれるでしょうしね。将来の計画は、オイルトリートメントの仕事からフェルデンクライスのFIレッスンに移行していこうということですか?

和貴子

オイルも好きなので、このまま続けていこうと思っています。クライアントには色々なタイプの方がいて、ただ疲れをとりたいと、リラクゼーションだけを求めている方もいると思うんです。そういう方は、フェルデンクライスよりまずはオイルをお勧めします。

きっと私がオイルトリートメントをやっても、フェルデンクライス的な要素は必ず入ると思うので。そういうところから、本気で良くしたいと思ったら、フェルデンクライスのレッスンにつながってくると思うんです。オイルはリラクゼーション、FIは体と心のソマティックエデュケーション。別のものだけど自分の中で融合している部分があるというふうにしたいです。

かさみ

今やっているお仕事の枠の中で、フェルデンクライスという新しいメニューを追加するということですね。

和貴子

はい。OLを卒業してから、本当に自分のペースでやっているので、細くてもずっと続けて、あきらめないでここまできて……。だから、今があるんだ!と実感しています。それも、フェルデンクライスで得たものです。最高ですね!

かさみ

それを聞いて、とても嬉しいです。本当に楽しみにしています。今日はどうもありがとうございました。

(このインタビューは、2014年6月に行ったものです)