NEW YORKでのフェルデンクライスResources
行ってきたヨ!19年ぶりに!
9月のニューヨークは、まだまだ夏の暑さが残り、それでも夜になるとちょっと冷えてくる。昼夜の大きな気温差は日本にないものだから、ここはやはり大陸なんだなぁと思ったり、、、。
19年ぶりの街は、昔にくらべると驚くほど安全でクリーンで、フラットな印象だった。
Feldenkrais Institute
今回の2週間のニューヨーク滞在の主な目的は、アナ・ジョンソンというベテランのプラクティショナーから個人レッスンを受けることでした。アナがレッスンしているのは、Feldenkrais Instituteというフェルデンクライスのセンターのようなところで、トレーニング、ワークショップ、ATMクラス、FIレッスンの全部を同時に開催しています。場所も良く(26丁目の6と7Avの間)、どこからでも行きやすいところにあります。
このInstituteは私がトレーニングに参加していた頃はまだ無かったのですが、世界の中心地ニューヨークにこのような拠点があるということは本当に素晴らしいことだと思いました。NYは物価が非常に高く、運営コストも相当なものでしょうから、正直、「スゴいなぁ〜!」と感心しきり、、。フェルデンクライスが世界中でどんどん盛んになるような気がします!
アナのようにFIレッスンのために毎週Instituteを借りている(彼女は月火でした)プラクティショナーも多く、レッスンルームは5、6部屋ありました。私のスケジュールは1週目の月火に3レッスン、2週目の月火にも3レッスン、合計6レッスン受けるという贅沢(!)なもので、それはもう至福の時を過ごさせていただきました!
Instituteは何しろ大きく、トレーニング用のスタジオは60名収容できる広さで、その3分の1ほどの小スタジオもあります。そこで6人ほどのプラクティショナーが毎週決まったスケジュールでATMのクラスを教えているのですが、滞在中に4レッスン受けることができました。どのレッスンも基本的な内容で、しっかりやっているなぁ、という印象。参加者は一般の方ばかりですが、かなり集まっています。
アナに出会ったのは、1995年に郊外のサラ・ローレンスカレッジで開催されたFPTPに参加した時。柔らかく深い彼女のレッスンに魅了されたものでした。その後、2008年に遂に念願かなって日本に招聘することができ、第1期FPTP Yokohamaでアシスタントとして指導していただきました。今期Tokyo3でも招聘を計画しています。コネチカットの自宅にも訪問することができて、楽しい時間を過ごすことができました。
ニューヨークには、思い出があり、いわば過去と現在をつなぎたい気持ちがあって今回の旅を計画したわけですが。
変わっていない部分を確認し、変わった部分に失望したり面白がったり、まるで自分自身を眺めているような貴重な時間をくれるところが良い、、、。やっぱり大好きな街です。
ちなみに、New York City Balletを観ることができたのは最高に幸せでした。
2015年10月 かさみ康子