響き・身体・空間
〜ピアノ、ヴァイオリン、フェルデンクライス〜Special Event
カラダで弾く音楽、カラダで聴く音楽
音楽と心をつなぐカラダ
響き・身体・空間〜ピアノ、ヴァイオリン、フェルデンクライス〜
2025年8月7日(木)開演 18時30分 開場 18時00分
出演:松本裕子(ピアノ)、三雲はるな(ヴァイオリン)、かさみ康子(フェルデンクライスメソッド)
part1 レクチャーとミニレッスン
『空間をとらえ、自分をとらえる』
part2 ピアノ&ヴァイオリン
クライスラーの作品より
プレリュードとアレグロ
シンコペーション
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第8番ト長調 op.30-3
会場 オーキッドミュージックサロン(東急田園都市線・大井町線:二子玉川駅徒歩3分)
https://s-music-c.co.jp/orchid-music-salon/
入場料 4500円
主催 フェルデンクライス・ジャパン
協力 Music Studio C
演奏家は自分が表現したいと思う音楽を、自らの体と楽器を通して形にして音楽空間を作り出します。
表現の源にあるのは、人生であり、夢であり、思考であり、その人の内面つまり脳の中にあるものですが、それを形にするために「身体」という最高に重要な可能性に満ち溢れたツールを使うのです。
ソマティックエデュケーション(体での学び)と呼ばれるフェルデンクライスメソッドでは、動きのレッスンを通して「行おうとしていること(意図)」と「行っていること(行動)」の不一致を観察し、遊びのような心持ちで様々な可能性を試して実験し、新しい可能性を見つけていきます。その学びのプロセスは発見の喜びに満ちていて、単なるスキルの向上に止まらず、自己実現による至福感にもつながるものです。
今回、松本裕子さんと三雲はるなさんをお招きして、初デュオをご紹介する場を設けさせていただくことは非常に大きな喜びです。お二人は長年フェルデンクライスメソッドとの関わりを深く持ち続けながら演奏家として活躍しておられます。
「心と体は一つのもの」とM.フェルデンクライスは言いました。演奏家の心と体が一つのものになり、音楽となって空間に響き、聴く者の心と体に感動をもたらすのです。ご一緒にこの時間と空間を共有しましょう。(かさみ康子記)

- 松本 裕子
- ピアニスト。桐朋音大卒・米国インディアナ大学音楽学部大学院修士課程・パフォーマーズ・ディプロマコース修了。モスクワ音楽院付属中央音楽学校音楽教育研修コース修了。
ソロから室内楽まで幅広いレパートリーを持ち、全国各地で演奏活動を行う傍ら、審査員やセミナー講師など教育者としても多方面で活躍中。フェルデンクライスプラクティショナー。ピティナ正会員。RKA室内楽アカデミー代表講師。大阪芸術大学非常勤講師。Music Studio C代表。

- 三雲 はるな
- 東京藝術大学及び同大学院修士課程室内楽科修了。台東区長賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。スイス バーゼル音楽院修士課程及び演奏家課程を最高点で修了。
静岡県学生音楽コンクール第1位、日本クラシック音楽コンクール第5位など、数々のコンクールで入賞。富士山静岡交響楽団、バーゼル交響楽団等と共演。
オーケストラ研修生としてバーゼル交響楽団、チューリヒ トーンハレ管弦楽団等にて研鑽を積む。沼田園子、松原勝也、玉井菜採、B. ドール、A. オプレアンの各氏に師事。
現在、ドイツ マンハイム国立歌劇場管弦楽団正団員。