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フェルデンクライスのグループレッスンはATMレッスンと呼ばれています。
言葉だけでガイドされていく、フェルデンクライスでしか体験できないユニークな動きの学習法です。
かさみ康子指導によるATMレッスンをご紹介していますので、まずは実際に聴いてみましょう!
もちろん、床の上にラク~に寝転がって、実際に試してみるのもいいですね!
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フェルデンクライスの動きのレッスン<1>より
このレッスンでは、手を差し伸べる(リーチする)という基本的な動きが体の中心部分から始まることを学習し、肩や首、股関節への偏った負担から解放された楽な動きを習得します。
横向きで、手を前後にスライドさせる(30分)
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フェルデンクライスの動きのレッスン<3>より
このレッスンでは、手と肩、背骨との繋がりを探索します。特に肩を回旋する動きを修復することで、腕と手の動きが軽く自由になるでしょう。
仰向けで、拳を転がす(30分)
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フェルデンクライスの動きのレッスン<5>より
大変にたくさんの方からご好評をいただいているレッスンです。顎の緊張をどのように軽減するかに悩む方、緊張でこわばっていると感じる方は、ぜひお試しください。
顔のレッスン:口とあごと骨盤(27分)
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東日本大震災 チャリティーCD
「呼吸・まなざし・微笑み~感じる力を取り戻すために~」より3/11の後で製作されたCDです。不安やトラウマによって心が大きくダメージを受けているとき、呼吸や目の動き、顔の表情にアプローチすることで本来の自分を取り戻せるかもしれません。
イントロ(2分)
レッスン(15分)
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「はじめてのフェルデンクライス」レッスン集より
書籍「はじめてのフェルデンクライス」に掲載されているレッスンを自習していただくためのCDです。
レッスン1:肩を楽にしよう(19分)
レッスン5:呼吸のレッスン(18分)
レッスン7:股関節を感じる(16分)
実際に試してみましょう Give It a Try!
まずは簡単な動きから。
フェルデンクライスを知るためには、説明を聞くよりも実際にやってみることがカンジン。
まずは簡単な動きを試してみましょう。
下に紹介している動きは、フェルデンクライスの効果を知ってもらうためのエクササイズの例です。
次のことに気をつけながら行います。
- 不必要な力を抜いて楽にする
- ゆっくりと動く
- 動かしているところを意識する
さあ、椅子に座って早速動いてみましょう。
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STEP 1
椅子などに腰かけて、手は太ももの上に置きます。
正面を向いてリラックスしましょう。 -
STEP 2
ゆっくりと右に体を回してから、また戻します。
右から後ろへどこまで楽に見ることができますか?
これを2~3回繰り返します。 -
STEP 3
今度は、顔を前に向けたまま右肩をゆっくりと少し前に出して、戻します。
太ももの上の手が、肩の動きと一緒に前後にスライドするかもしれません。
これを3~5回繰り返します。 -
STEP 4
もう一度、先ほどと同じようにゆっくりと右に体を回してみましょう。
どこまで楽に後ろを見ることができますか?
いかがですか? 最初に体を回したときよりも、最後に体を回したときのほうが、ずっと後ろのほうまで見ることがきたのではないでしょうか? フェルデンクライスのレッスンはこんなふうに働きます。
なぜ短時間で変化が起きたのでしょうか? 実は、「脳の学習効果」を利用したからなのです。
体を回して後ろを振り向こうとするとき、多くの人は首の辺りしか動かさないか、上半身全体をひとつのかたまりのように動かしています。では、「3」のように、頭と肩を分けて動かしてみるとどうでしょう。肩が、腕や骨盤、脚のほうまでつながっていることが感じられ、全体の動きに有機的なつながりが出ます。その結果、最初よりずっと後ろまで楽に振り向けるうようになるのです。今まで感じていなかったことを感じると、動き方は大きく変化します。これが脳の学習効果なのです。
フェルデンクライスのレッスンでは、さまざまな動きを通して、脳の学習を促し、よりよい動き方を引き出していきます。すると、しなやかなで洗練された動きが身につき、体の不調が改善したり、気持ちが前向きになったりするのです。